コンクリート クラック ひび割れ 止水 漏水

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エスティーキコウ株式会社
〒328-0123
栃木県栃木市川原田町1230-5
TEL:0282-22-8857
FAX:0282-23-6663
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●耐震補強工事
●高圧止水注入工事
●高粘度高圧注入工事
●ウォールクラッシャー工事
●ワイヤーソーイング工事
●ダイヤモンドコ―ア
●各種アンカー打込み工事
●ソフトカット工事
●エポキシ樹脂工事(外壁補修)
●調査・試験業務
●頭付スタッドジベル溶接
●杭頭補強筋スタッド施工
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専門用語を使わない止水のご説明

 

トンネル打ち継ぎ部分水膨張型シール材注入

トンネル打ち継ぎ部分水膨張型シール材注入
 
(施工前)
トンネルのコンクリートの継目から漏水が見られます。
2月の山間部で凍っている部分もあり漏水の勢いはありませんでした。
 
(プラグ取り付け後注入)
漏水は1か所止水すると、別の水みちが出来て漏水が無かった場所から漏水が起きる可能性が高いので、今回は水みちが出来てしまう前に出来そうな水みちを想定してトンネルの低位置より補強を始めます。
低位置から補強することにより、漏水箇所が見極め易くなります。
   
 
(注入後)
補修材を高圧力で送り込みコンクリート内部の隙間に補修材が行き渡ったので、コンクリートの継目から補修材が戻ってきました。
   
(完了)
注入口を撤去して、余分な補修材を処理し補修跡が目立たなくなるようにします。
 

地下構造物打ち継ぎ部止水

地下構造物打ち継ぎ部止水
 
(水膨張型シール材注入)
 
地下コンクリート構造物の内側へかなりの勢いの漏水がありご対応をさせていただきました。
 
ほかの水みちを同じ工法で止水した事により、地下水位が上がり別の水みちができこの画像は最上部に近い1か所となります。
 
弊社で取得した特許の「高粘度高圧注入工法」にて止水を行いました。
 
こちらの現場に適している補修材は、液体なのか粘土なのか判断が難しい形状のもので、いわゆる高粘度と呼ばれておりこのような補修材を出来上がったコンクリート内部へ注入することは今まで困難と思われていました。
 
高粘度の補修材の特徴をお伝えすると、水のような補修材だと重力に負けて注入箇所より下方向へ流れてしまいますが、高粘度の補修材は粘り気が強いので高圧力をかければ注入箇所より上方向にも行きわたり、その箇所に補修材がとどまりやすい性質があります。
 
(都合によりお見せできる画像はこの1枚となります)
 

高圧止水作業例

高圧止水作業例
 

(施工前)

このエリアではコンクリートの上から特殊な加工をするようで、施設の完成後に製造する製品への影響が出る恐れや、施設機能の劣化につながるため完全な止水を求められました。

 
当日ここより低い位置の複雑な形状の部分へ止水を行ったため、地下水位が上がったことにより予想外の別の場所より漏水しました。
 
(プラグ取り付け後注入)
水みちを想定し、注入箇所や補修材が現場に最も効果的な配合になるように数種類補修材などを配合して、金属製の注入口が補修材の注入圧力に負けないようコンクリートへ固定をして補修材を注入します。
写真では注入圧力で水みちや、コンクリート内部の弱い部分まで行き渡ったので補修材と地下水が漏水をしていなかったコンクリートの弱い部分から染み出ています。
 
(注入後)
補修材は水と反応して数分で膨張硬化しますので、しばらく時間を置きます。画像では注入箇所の数センチ上部から補修材が戻って来ているのが確認できます。
こちらでは現場状況を判断してハチミツ状の低粘度の補修材を使用しました。
 
(反応後撤去)
余剰の膨張硬化した補修材除去、他の箇所より漏水があるか確認をします。
異常がなければ数時間様子を見ます。
 
(穴埋め補修)
完全に漏水が止まったようです。しかし、止水したことにより地下水位が上がるので離れた場所からも地下水が出てくる可能性もあるので離れた場所へも確認作業を行います。新たな水みちができた場合には水みちを推測しながら順次追って施工していきます。
 
(完了)
作業跡をきれいに戻して施工完了となります。

今回はこれで終わりとなりますが、取り決め時の保証に基づいてアフターフォローは継続いたします。
 
気温約32℃、AM9:00~PM14:00(5時間)
 

高粘度高圧止水作業例

高粘度高圧止水作業例
 

(施工前)

今回の施工場所は施工時の騒音と匂いに制約があり、また、外壁部に足場を設置することができず、短工期とローコストを強く希望されておりました。雨が降ると雨水が漏れる事があるとのことでしたが、施工日当日は晴れで雨水漏れ箇所は確認できず雨水跡を基に想定して施工することになりました。

 
(削孔)
注入口を作るためにドリルで穴を開けますが、間隔や穴開け角度や深さを計り慎重に穴を開けます。迷惑にならない時間帯に短時間でなるべく騒音を出さないよう配慮いたしました。
 
(削孔後清掃)
補修材が予想通りに注入されるようドリル穴の中に残ったコンクリートの破片や粉を可能な限り除去します。
 
(プラグ取り付け)
注入口を設置しましたが、詳しい事は後に述べます。現段階では高圧で補修材を注入するときに抜けたり漏れたりしないよう穴の中で固定をします。コの字で19か所注入口を作りました。
 
(高粘度注入)
今回は粘度の高い補修材を使用します。身近な物で表現すれば、歯磨き粉とかピーナッツクリームのように粘度が高くネバネバしています。騒音と匂いに配慮して、圧力をかける機械と発電機は屋外で稼働させて、経路で約40m先の施工箇所まで送りましたので屋内の作業音はほとんど出ませんでした。
 

(注入後)

19か所の注入口でも注入する順番は反応を観察しながら決めていきます。補修材の圧力でコンクリートが破損しないよう、外壁側に補修材が出ないよう注意しながら慎重に注入作業を行います。


先ほどあとで述べると書きましたが、注入口は性能上補修材の逆漏れはありません、しかし外壁での作業が条件により行う事が困難なため、すべて室内で行わなければなりません、固定してある注入口付近でも補修材が不具合部に行きわたった後の余りの補修材が室内側に出てくるよう調整します。(面白いことに水みちが違うのか注入している場所から離れた場所で余りの補修材が出てきます。)
 
 
(注入後養生)
補修材は半日程度で膨張硬化します。戻った補修材は除去し、この後にさらに後戻りが出た場合は再度除去し念のため各注入口を確認し、補修材の行きわたりが不十分だった場合は不足分を充填します。
 
(プラグ撤去)
予想通りに注入ができたので注入口を取り外します。
 

(穴埋め補修)

注入口の跡を埋めて平滑になるよう戻します。

 

(完了)

施工日は晴天のため雨水の漏れは確認する事はできませんのでこれで完了となりますが。取り決め時の保証により、万が一また雨水が出るようならば追加施工を行います。


今回使用した補修材は、コンクリートとほぼ同等の強度があります。
 
晴天、外気温32℃、作業時間AM9:00~AM11:30
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